JAL低コスト便内外で拡充 子会社活用、収益力を強化
(出典:日経朝刊 2月14日)
JALグループは国内外で低コスト運航体制を拡充する。国際線ではジャルウェイズの運航比率を現行の20%から25%程度に高めるほか、国内線は低コストのJEXに順次集約する。
ジャルウェイズの運航コストは本体に比べ1割安い。国内のJEXは、本体に比べ1−2割コストが低い。
今年の正月に、タイのチェンマイに行った。非常に暮らし易そうというのが実感だった。
バンコク→チェンマイの往復航空運賃が約4500B(@3円で、13500円)。これが、タイのハイ・シーズンの料金だった。非常に高いといわれた。タイでも、同路線に格安の航空会社が参入すると、1000B程度の格安航空券がでると言われている。
タイでも、ミャンマーでもそうだが、飛行機は、日本の国内線と同程度の古さだ。飛行機も同じ米国製だと思う。同じ飛行機、ガソリンを使い、そして同じようなサービス。なぜ、価格にこんなに差があるのかと思う。
日本人の人件費が高いという理由もあるが、日本の国内線が、競争がないせいで高い、というのが結論ではないか。JALは、バンコク便でもホーチミン便でも北京便でも上海便でもいつも日本人で一杯という印象を受けるが、それでも黒字にならないのは、どこかおかしいのではないか。
たかだが1割程度のコストダウンでは、お役所体質のJALは変わらないのだろう。