間接業務の大半 GMが国外移転 労務費削減へ
(出典:日経夕刊 3月29日)
GMは、労務費を削減するため、事務・管理部門など間接業務の大半をカナダとインドに移転することを決めた。
昨年のコスト削減実績(350万ドル=約3億7千万円)の約14倍に当たる4800万ドルを今期削減する計画だ。
米国内の事務の削減は、もう限界に近いのだろう。
「カナダ」というところが、意外。カナダは居住環境はいいのだろうが、求職という意味では、職が少ないのだろう。以前、金融機関を退職した人と話したことがあるが、転職先がないので、米国へ移住して職を探したいと話していた。もう6年前だ。
カナダ=インドと同列に、海外へのアウトソーシングに上げられるのは、カナダの人たちには心外だろうが、これが世間(世界)の相場というものなのか。