米銀の利ザヤ縮小 11年で0.59ポイント 中小の経営圧迫

(出典:日経金融 6月4日)

 米銀の総資産金利ザヤが縮小している。
 米預金保険公社(FDIC)によると、利ザヤは過去11年間で0.59ポイント縮まった。同業やノンバンクとの競争が激しくなったことが背景。大手銀に比べ収益源が限られ、金利収入への依存度が高い中小金融機関への打撃が大きい、金融再編に拍車がかかる可能性がある。

 なんと、米国では利ザヤが縮小したといっても、2003年で4.10%である。