インドから約50社進出 ソフトウェア業界の人材輸入も加速

(出典:週刊ダイヤモンド 6月5日)

 ソフトウェア業界における人材輸入が加速している。米国を席巻したインド系企業が続々と進出。日本に根を下ろしつつある。
 最近では、インドだけでなく、ベトナム、中国のSEも増えており、大企業のシステム開発の現場は、人種のるづぼとなりつつある。
 だが、日本は、一流の外国人エンジニアにとっては英語も通じない、家も狭い日本は魅力のない国だ。空洞化懸念はぬぐえない。

 顧客志向のビジネスでは、顧客の近くで作業をするのが基本となっている。そうでないと、わざわざインドから連れてくる必要がないからだ。 顧客が英語でのコミュニケーションをしてくる企業では、インド人の利用は問題がないようだが、顧客に日本企業のいる会社では、採用にあたって、外国人SEやプログラマーに日本語能力を求めているようだ。
 ここでも、顧客に対する過剰サービスが溢れているからなのだろうか。