日本の富裕層134万人 全世界では830万人
(出典:共同通信 6月10日)
世界で保有資産を100万ドル(約1億400万円日)以上持つ富裕層人口は、昨年末時点で前年比7.3%増の830万人と約60万人も増加したが、日本は2.4%増の134万3000人と伸び率では世界の中で低水準にとどまったことが10日、米証券大手メリルリンチなどが発表した報告書で分かった。
それによると、世界の富裕層の資産(居住用の不動産を除く日)は、8.2%増の30兆8000億ドルと2年連続で増加し、過去3年間で最大の伸び率だった。日本の富裕層の資産は2.0%増の3兆3420億ドル。
地域別にみると、北米は債券高や減税の恩恵を受け9.7%増の270万人となり、欧州(4.1%増の260万人日)を上回った。日本を含むアジアも8.2%増の230万人と急増したが、日本は株価の停滞やデフレ基調の継続などから伸び悩んだ。
居住用の資産以外の資産100万ドル以上を富裕層とするようである。
この記事によると、世界の富裕層の1割が日本のようだ。世界の1割程度が、世界における日本の占める割合というのがここでも言えるようだ。ちなみに、デリバティブの世界でも、日本の占める割合は、現在1割程度に落ちているようだ。