過去のコメント(高山政信)

平成28年

9.23

<伝聞情報>
非居住者等に対して支払う不動産所得や不動産の譲渡対価の源泉所得税の調査

 最近、不動産管理会社等へ、ピンポイントの源泉税の調査が行われているようです。
 具体的には、非居住者又は外国法人が、日本の不動産を購入し、その資産運用のために貸し付けている場合です。
 非居住者又は外国法人へ不動産の賃貸料を支払う場合は、所得税及び復興所得税として、支払金額の20.42%を源泉徴収しなければなりません(所法212@)。
 仮に、源泉徴収をしていなくで、税務調査により追徴された場合は、その非居住者又は外国法人に対して請求できるものと規定しています(所法222(不徴収税額の支払金額からの控除及び支払請求等))。
 海外にいる非居住者や外国法人については、追徴された金額は、その後支払う金額から、追徴された金額について控除した後支払うことになると思いますが、それらの調整ができない場合は、源泉徴収義務者が負担することになるので、十分に注意が必要です。
 非居住者又は外国法人から国内の不動産を購入する場合は、その後の調整手段がないので、十分に注意する必要があります。

9.23

<伝聞情報>
租税条約に基ずく還付請求でも、加算税と延滞税は取り消されない?!

 租税条約に基づく軽減や免税は、後日、居住者証明等を添えて提出すると、認められるというのが、日本での課税実務と言われています。
 そのため、源泉所得税の調査があって、一旦、源泉所得税について追徴や加算税、延滞税の納付することがあっても、本税が還付されると、それに対応する加算税と延滞税も減額されるものと理解されていました。
 しかし、最近の調査では、本税は還付するが、加算税と延滞税は別なので、加算税と延滞税は取り消さないという事例があるようです。
 加算税と延滞税は、源泉徴収義務者に対するものだからのようです。 
 審判所で裁決実務に携わった人間からすると、加算税や延滞税の対象となる本税が減額又は取り消されたのであれば、それに連動して加算税や延滞税も連動すると思うのですが・・・・。
 たぶん、金額が大きいと訴訟するものと思いますが、実務に携わる人たちには、原則どおり、支払の前に、租税条約に関する届出書の提出を強くお勧めします。


平成25年

11月5日

「ミャンマー及びミクロネシア連邦の税制」と題したセミナーを11月13日(水)に大阪で、14日(木)に名古屋で、それぞれ午後1時から2時間行います。興味のある方は是非出席してください。
詳細やお申し込みについては次のサイトでご確認下さい。
http://www.jfael.or.jp/practical/

(追記)→セミナーは無事終了いたしました。ありがとうございました。

10月2日

財形詳報社より、「国際課税ガイドブック 九訂版」が出版されました。
興味がありましたら是非、書店等でお求め下さい。
国際税務ガイドブック 九訂版:目次





8月9日

英訳されたミャンマーの税法等の資料を入手しました。
ミャンマー投資ガイド」に順次掲載していきます。

8月2日

国際課税トピックス(矢内一好先生)」の掲載を開始しました。
矢内一好先生及び財形詳報社のご好意により、「月間 税務事例」掲載の「国際課税トピックス」を掲載させて頂くことになりました。
これから順次、掲載していきます。(都合により一部欠番が存在しています→(2014.3.4追記)財形詳報社のご協力により、入手出来ましたため、順次掲載していきます

5月24日

財形詳報社より、矢内一好先生と共著の「海外移住・ロングステイのための税務基礎知識 第2版」が出版されました。
興味がありましたら是非、書店等でお求め下さい。
海外移住・ロングステイのための税務基礎知識 第2版:目次




2月1日

金融ファクシミリ新聞社において、「ミャンマーの最新税法と税務対策」という表題で、2013年2月5日(火)13:30-16:30にセミナーを行います。興味のある人は、同新聞社までお申し込みください。
 案内&申込書はこちらから

(追記)→セミナーは無事終了いたしました。ありがとうございました。

平成24年

10月30日

掲載されていたミャンマー情勢は「ミャンマー投資ガイド」からどうぞ

7月16日

 金融財務研究会で、次の研修をすることになりました。

 8月28日 13:00-16:00「制度変更されたタックスヘイブン対策税制」
 9月26日 13:00-16:00「ミャンマー進出の税務」

 8月28日の研修では、タックスヘイブン税制をその内容だけでなく、世界の中のタックスヘイブンの位置づけ、今後の動向等も含めて説明する予定です。

 9月26日の「ミャンマー進出の税務」では、過渡期にあるミャンマーの税制の説明だけでなく、進出の前提となるミャンマーでの現状も詳しく説明する予定です。

 二つの研修は、50人程度の研修室で行うため、受講される方は、早めに予約していただければと思います。

4月22日

掲載されていたミャンマー情勢は「ミャンマー投資ガイド」からどうぞ

4月3日

掲載されていたミャンマー情勢は「ミャンマー投資ガイド」からどうぞ

2月22日

掲載されていたミャンマー情勢は「ミャンマー投資ガイド」からどうぞ

平成22年

12月16日

掲載されていたミャンマー情勢は「ミャンマー投資ガイド」からどうぞ

12月8日

 CNNのラリーキングのテレビを見ていたら、Wesley Snipesが2008年分について脱税で3年の懲役の判決を受けたようだ。
 本人は、マスコミに嵌められたと話していたようであるが、同時通訳の日本語がピンとこなかった。。
 米国では、著名な芸能人についても、一罰百戒的に厳しく対応するようだ。本人は節税程度に考えていたのだろうと思う。
 ハワイや米国西海岸等の米国への移住と考えている富裕層は多いのだろうが、米国社会は制度的に厳しく、何事も法律で規制されている。いつどこで米国の膨大で細かい法律を犯しているかも知れない。
 日常生活のすべてに弁護士に相談しながら生きていくということに耐えられるのか十分検討してから、米国移住を考えるべきだと思う。
 ハワイなどへのロングステイで十分ではないか。

8月20日

 夏休みなので、税務事例の22年7月まで掲載しました。

8月7日

 残暑お見舞い申し上げます。
 7月27日から31日にかけてミクロネシア連邦(FSM)の首都ポンペイで、日本の税制とFSMの税制の違い等についてのセミナーに行ってきました。残念ながらカメラを持っていくのを忘れてしまいましたので現地の写真は、次回にご期待ください。
 皆様も残暑厳しき折、お体にお気をつけください。

2月8日

 ご無沙汰しております。
 何とか生きております。
昨晩、22年度の法律改正案が財務省のHPにアップされました。
いままで、政権が交代したので法律案がでるまで具体的にはよくわからないと逃げてきましたが、そろそろ勉強を始めなければと思っている今日この頃です。
 今年は、新刊や本の改訂がないので、日頃痛感している自己研さんに励みたいと思っています。

平成21年

6月13日

「MY WORKS」で税務事例の平成21年4月分までの原稿を掲載しました。‘アヒルの水かき’のようですが、少しづつ充実させていきます。

5月14日

 皆様、今年の連休は如何過ごされましたか?
 相変わらず、アヒルの水かきのように、執筆等の作業で自分では努力しているのですが、なかなか現状に変更がありません。
 「夜明け」のない「夜」はないと信じて、早く景気が回復するのを祈る毎日です。
 本サイトの一部で検索ができますので、試してみてください。

4月13日

 やっと復活です。
 いろいろありまして、更新ができませんでした。当分は、自分のペースで更新していきたいと思います。

平成20年

12月3日

「ファイナイト型保険の税務訴訟の第一審で国が敗訴」
 11月27日、東京地裁で東京海上の46億円ファイナイト型保険の保険料を脱税として課税した事案で、国側が全面敗訴となった

7月22日

「来料加工に課税攻勢か?」
 知人からの情報。来料加工をしている香港法人の税務調査で、香港政庁が規定している「来料加工」の要件に合致しないとして、本来の課税(50%課税の否認)をもとめられて追徴課税されたようである。同様に課税されている香港法人が増えてきているとのことである。
 中国の課税当局からの「PE課税」攻勢だけでなく、香港サイドからも課税攻勢が始まってきたようである。
 来料加工をしている法人は、次の形態を視野に入れた撤退・転進を考慮に入れる段階に入ってきたのだろうか。これは、台湾の政権交代の影響もあるのだろうか。
 香港サイドでは、現状では、来料加工の要件の形式の具備の確認の段階のようなので、当面は、自社の現状を十分に見直す必要があるようだ。

7月19日

 タイとカンボジア国境がきな臭い雰囲気になっています。

●プレア・ビヒア(タイ名:カオ・プラ・ウィハーン)周辺の領有権紛争地帯でタイ軍兵士がカンボジア領に侵入したとされ(タイ側は否定、越境を認める=カンボジア領と認めることになりますから当然ですね)、両国が数百人規模の兵士を配備して緊張感が高まっています。  これを受けて昨日シーサケート県知事は、観光客の安全上の問題を考慮し、同国立公園の一時的な閉鎖を命じています。(出典:平成20年7月18日 今日のタイネタ)

 以前、同遺跡を訪問したときの写真をアップします。2005年ですので、現在はどう変わっているかわかりませんが、少しは、同遺跡の雰囲気を味わってください。

5月27日

 少し遅くなりましたが、連休はどのように過ごしたのでしょうか。
 このひと月の間に、タイと中国(広州)の現地法人を3か所ばかり見て、そして、現地の会計事務所の人たちと意見交換をしてきました。
 日本にいるのと、現地でいろいろと話を聞くのとはいろいろな面で違うことが実感できました。
 中国だけでなく、タイの課税当局の「あたり」が強くなってきているのを実感しました。海外へ進出する企業にとっては、手ごわい時代に入ってきているのだと思います。
 現地駐在員も、優雅に暮らしていないことを、タイのリージョン3に位置する地方都市のホテルに滞在して実感しました。やはり、「ハードシップ手当」は、残すべきだとおもいました。
 今は、新しいことに沢山出会ったので、整理して、みなさまに少しでも還元できたらと思います。

※相変わらず、5月12日から17日まで私のPCのメールが使えない状態でしたので、大変ご迷惑をおかけしました。

4月24日

「お詫び」
 4月21日からhighway.ne.jpのアドレスが使えなくなっており、私の手元にメールが届きません。
 これは、highway がUSENに買収され、サーバーの移管に伴う連絡が私の旧住所に送付され、届いていないためのものです。
 USENに連絡しましたが、再配達の後の処理となりますので、あと1週間程度は無理と思います。
 その間、私への連絡は、できましたら事務所の方へ電話していただければと思います。

 ご迷惑をおかけして、大変申し訳ありません。

3月12日

 掲示板を復活させました。
 長い間、ご迷惑をお掛けしました。時間の許す限り対応させていただきますので、質問等も書き込んでください。

1月24日

 本日の新聞で、武富士事案で、国側が逆転勝訴した。
 いままでの「住所」のイメージが異なってきていることに戸惑っています。少し、整理の時間を下さい。

平成19年

7月10日

 暑中お見舞い申し上げます

 7月10日は国税の人事異動の発令日です。
 今日から、退職してから7年目に入ります。これも皆様方からのご支援とご指導の賜物です。今後とも宜しくお願いします。
 7年前と比べると国税を取り巻く環境というか、公務員を取り巻く環境が激変しています。当時もジャパンパッシングで貿易が、欧米から日本を通り越して、韓国、台湾、中国へ直接行っていましたが、最近は投資のジャパンパッシングの様相です。
 日本人の劣化が叫ばれて久しくなりますが、まだまだ世界第2位の経済規模や欧米と遜色のない個人所得と文化環境や町の安全性や歴史の厚みなど世界に誇れるものは沢山あります。
 日本以外の他国の人たちと見比べると、そんなに悲観しなくてもいいのではないかと最近は思っています。公務員の方だけでなく、皆様、着実に毎日を進んで行こうではありませんか。
 このHPが、今後とも少しでも皆様のお役に立てればと思っております。
 今後とも宜しくお願いします。

PS この場を借りて、某出版社の方々にお詫びします。
 原稿の引渡しがたびたび延びて申し訳ありません。亀の足取りですが、少しづつ進めていますので、いま少しお待ち下さい。

5月12日

 連休ボケで風邪を引いています。
更新をサボっているので、最新版に直していない記事や情報は一旦削除しておこうかなとも思っていましたが、そうすると何も残らなくなりそうです。
 税制改正が加味されていない情報であることを認識されてご利用下さい。今年の秋になるまで、この状態が続きそうなので、まとめて最新版に直すのは困難です。適宜直しますので、ご了承下さい。
 「経済記事を読む」は、また、書き始めました。

4月18日

 更新をサボっていて申し訳ありません。
 更新する時間と体力がなく、本HPで税制改正等がフォローできない状態です。
 内容については、最新に更新されていないことをご理解いただき、更新履歴等に注意してご利用下さい。

2月25日

 2月の初めに税理士会の無料相談の手伝いをした以外確定申告モードになっていませんでしたが、そろそろ所得税が中心の時期になりそうです。
 少しづつ、このHPのメンテを行っていきたいと思います。

1月9日

 明けましておめでとうございます
 本年もよろしくお願いします

平成18年

12月11日

 急に寒くなってきました。皆様、お体にお気をつけください。
「MY WORKS」に「税務事例」掲載分(平成18年1月から10月まで)を追加しました。

11月15日

 皆様、ご無沙汰しております。
 更新が遅れて申し訳ありませんが、今年度中は、必要最低限の部分の修正等でご勘弁ください。
 期限を何度となく延期をした仕事があり、それ以外の仕事は、優先度に応じて着手しておりますが、本HPの更新までは手が回りません。少し時間をください。

4月25日

 やっと、改正税法の官報を購入した。
 霞ヶ関、大手町の販売所では売り切れていた。危ないところであった。これで、やっと改正税法に関する細部に着手できる、などといっていたら、知らないうちに、官報販売所のHPで一週間分だけはHPから取れることを教えられた。
 これから改正税法のすべて等で、各種の解説がなされるのであろうが、出版物等にならない部分について、落穂拾いをしていこうと考えている。
 国際税務のHPのサイトに執筆した原稿も、当HPに転載していいとの許可をいただいたので、順次転載させていただきます。

3月22日

 確定申告も無事?に終了したと安心していたら、組合等に関する情報「平成17年度税制改正及び有限責任事業組合契約に関する法律の施行に伴う任意組合等の組合事業に係る利益等の課税の取扱いについて(情報)」が国税庁から出されていました(3月20日の国税庁HP新着情報で気が付きました)。
 かなり突っ込んだ内容です。
 平成18年からの適用ですので、今発遣されたのはかなり早い時期に処理されたものといえるのでしょうが、組合に投資している個人にとっては、平成17年中に出ていたらと思っているのではないか。

2月20日

 企業年金連絡協議会のHPに掲載した「海外移住者の年金課税」を転載させていただきました。

2月16日

「MY WORKS」に、税務事例の平成17年12月分まで掲載しました。財形詳報社様のご好意に感謝します。

2月7日

 確定申告も間近になりましたので、「主な税法の条文」を収集しました。適宜、お使い下さい。
 各税法等は、ファイルが大きいですので、ご注意下さい。今後は、通達のリンクの整備を図りたいと思います。

1月8日

 ご迷惑をおかけしました。@taxlabo.com のメールも使えるようになりました。いい勉強になりました。通常どおり、メールしていただいて結構です。よろしくお願いします。

1月3日

 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。

 平成18年元旦

平成17年

12月30日

 本年はいろいろお世話になりました。来年もよろしくお願いします。
 
 先週から @taxlabo.comのメールが見れません。20日に事務所をADSLから光ファイバーに替えて、自分のPCの設定も変えてから、PCからメールが使えません。現在、便宜的に、ヤフーメールで見ているのですが、@taxlabo.comのメールについては設定がうまくいっていないので見れません。大変申し訳ありませんが@taxlabo.comのメールに出された方で、まだ返信等がない人は、再度、mtkym@pb.highway.com宛てにメールをしていただけるようにお願いします。

 今年の後半は、時間に追われてHPのメンテができなくて失礼しました。1月の後半に時間が出来そうなので、少し、衣替えをする予定です。

12月16日

 申し訳ありませんが、当分の間、掲示板のリンクをはずします。

11月1日

 日・印租税条約改正交渉の基本合意。みなし外税が廃止されている。日中も近い将来廃止になるのだろうか。みなし外税を前提とした投資の見直しが必要になるのだろう。
 みなし外税を廃止することは投資に対する内外無差別を実現することになるのだろうが、ほんとに、わが国にとっていいものかどうかの検討が必要ではないのだろうか。

8月4日

 17年税制改正のファンド等に対する源泉徴収に関する所得税の基本通達が追加されました。わかりずらいのですが、「相談と回答」にPEとの関係を書いてみました。

7月12日

 退職して5年目に入りました。
 中高年の高水準の自殺が続いている中で、何とか生きながらえているのが不思議な気分で、いろいろなことなお世話になっている人たちに感謝しなければならないと強く感じております。
 ところで、、このHPの「韓国租税情報」を担当している金研究員が、6月末で税理士登録しましたので、お知らせいたします。暖かく、鍛えていただければと思いますので、どしどしご質問、ご意見などをお寄せ下さい。

6月9日

 午後8時頃、無事に帰国しました。6月7日マンダレーに滞在中に、ヤンゴン市内で爆発事件が発生したようですが、私の視察には、全然影響はありませんでした。
 バガンは晴天で、民間宗教で有名なポッパ山辺りまで農場の視察にいきました。ガタガタ道で遠い! バガンの遺跡群は、晴天にも係らず、観光客がほとんどおらず、先月開所したバガンタワー(展望所)は、行った時は我々だけでした。マンダレーもあり変わらず、我々から見ると平穏な状態で、経済的には低空飛行の状態のようでした。
 タイでは、中部の中核都市の近辺の生産工場を見学してきました。JASまで取得したという近代的で衛生的な工場を、前日無理やりアポをとり、見学等してきました。
 税務とは直接的な関係はその場では出てきませんでしたが、大変有益な視察でした。移動に疲れましたが、大変面白かったです!

6月1日

 6月4日(土)から9日(木)まで、ミャンマー、タイへ顧客の業務視察に同行してきます。ミャンマーのバガン近郊とマンダレー近郊、そしてタイのホアヒンの近郊等を見てきます。ミャンマーでは、5月7日(土)のヤンゴン市内でのテロ(ショッピングセンター等の爆発)以後、観光ビザでも取得について、いろいろ質問してきて、極めて取得が困難な状態でしたが、友人の名前を保証人欄に記載して、なんとかクリアーしました。
 実は、爆発されたショッピングセンターの一つに少し前行ったことがあるので、複雑な心境です。今回は、テロ以後のヤンゴン等の状況等を感じ取ってこようと思います。
(今回の出張は、一部の出版社の人には伝えていないので申し訳ないのですが、原稿等を持参して、夜は作業に励みますので、たぶん、締め切りは大丈夫だと思います。)

4月24日

 やっと、官報の号外を入手しました。これで、今年の税制改正の詳細をみることができます。徐々に、今年の改正等について取りまとめたものを発表していく予定ですが、「改正税法のすべて」でどの程度詳しく説明しているのか、読むのが楽しみです。

 そろそろ「国際課税研究所」で研修会等を開催したいと考えています。どのような研修がよいか、時期は何時がよいか等のご要望がありましたらご連絡下さい。

3月29日

 小澤進先生が3月27日に亡くなられました。
 謹んでお悔やみ申し上げます。

 通夜および告別式は、次のとおり執り行なわれます。
  通夜:3月31日(木)18時−19時
  告別式:4月1日(金)10時−11時
  場所:いずれも四ツ木斎場

3月19日

 納税者番号の話が復活してきている。
 昔、納税者番号を導入するためのグリーンカード制の廃止(昭和60年)を目の当たりに見ていた。当時テレホンサービスにいて、やっと税制を勉強したなあ、理解できてきたかなあと思っていたところで、急に廃止になり、損した気分になったのを記憶している。当時、国内の資金が一斉に海外に流出してしまうということで廃止したと聞いていた。今回は、その当時に比べて海外との関係が密接、かつ、安易になっているので、海外への資金の流出懸念との折り合いをどうするだろうかと思って資料を見てみたが、当然のことながら、それらの懸念については公式には触れていないようだ。
「税制調査会第27回総会・第31回基礎問題小委員会合同会議(3月18日開催)配付資料」

3月8日

 金恩英研究員の「韓国租税情報」の韓国の租税等に関する情報を追加しました。金研究員からは、毎月原稿をいただいていたのですが、多忙を理由に掲載が遅れていまいました。順次、掲載していきますが、まだ、1年分残っています。

(3月13日 追記)
 確定申告のこの時期に作業しました。目がくたくたです。金研究員が、韓国の種々の新聞等から収集したもので、韓国の租税環境を垣間見ることが出来ますので、一度、読んでみてください。文章は今後改善されるはずです。

3月5日

「税金関係のリンク」に、みずほ銀行が提供する外国為替(TTM)情報を加えました。
 個人の外貨建取引や外国税額控除の算定の際に、ご利用下さい。

2月5日

 ファンドが税制改正反対を主税局に申し入れ!
 平成17年の税制改正は、海外からの国内投資に対する姿勢が試されているようだ。いくつかのファンドを組成している企業が共同して、税制改正に反対の申し入れをしているとの新聞記事がでていた。詳細はよく分からないが、国内投資に対する制限要因になることは確かだと思う。
 少し前まで、ジャパンパッシング(Japan passing、日本を素通り)といわれて一部業界では危機感を持っていたようであるが、例えば、我が国の港湾関係の現状を見ると、全然改善されていないのは明らかである。「喉もと過ぎれば熱さを忘れる!」日本人らしい。
 かといって、世界第2位の経済規模の日本社会は、ちょっとやそっとのことでは方向転換できないで、ジリ貧になってしまうのであろうか。私は、最近は、米国があまり好きではないが、その点で米国社会の機動性、柔軟性には感嘆させられる。

1月14日

 ミャンマーは安全な観光地であった。
 13日早朝にミャンマーから帰ってきました。時間が制約されているので仕方がないとはいえ、年をとると、深夜便での朝帰りはきつい。ミャンマーでは、ヤンゴン、バガン(世界遺産)、マンダレー(ミャンマー第2の大都会)を回りましたが、行く前は社会騒擾等を少しは心配していましたが、まったくの杞憂でした。当たり前のことですが、外国では、政治的な活動をしない限り、その国にお金を落としていくツーリストの外国人には影響がないものと言えます。ヤンゴンでは津波の影響もほとんど感じられませんでした。詳細は近くアップします。

(1月18日 追記)
 17日付ネーション(タイ)によると、インド洋大津波の被害を受けたタイ南部パンガー県で2,500人以上のミャンマー人が死亡したもようだ。タイ北西部ターク県を拠点にするミャンマー人労働者の非政府組織(NGO)が16日、明らかにしたようです。(合掌)

1月1日

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします

 昨年末に、旧興銀に対する最高裁の判決がでて、国側敗訴となった。“第二の大津事件”で、司法権の独立が守られたという記事もでていたが、税金の訴訟に対する流れが変わっていくという予感を受ける事件であった。しかし、これが海外に所得が流れていく租税回避事件でも、同じような態度が取られるのか注目されるところである。
 ところで、本HPの細部の印象がかなり変わってきているのに気がついていただけたでしょうか。なぜか、自分の書いた文章ではない気持ちがして、加筆等ができないでいましたが、そろそろ書き加えていきます。 
 1月8日から久しぶりにミャンマーへ行ってきます。昨秋に首相が交代した後、情報が少ないのですが、日常生活は変わっていないことを確認に行ってきます。運がよければ、古都バガンで夕日や朝日のなかのパゴダを見れたらと思っています。

平成16年

12月4日

 TNIの目次をみていたら、OECDの「PEに関する報告書」の最終のものの発表が、当初予定されていた2005年1月から延期されたようである。我が国では、外国法人や外資に対する課税が厳しくなってきているようであるが、現行の税法とOECDでの報告書との整合性などどなたか整理したものを発表していただけないだろうか。
 どなたかの記憶に残っているかも知れないが、当初、このHPは、海外の税務の動向をフォローしていく予定だったが、日々の糧を稼ぐのに忙しくてなかなかできないでいる。
 来年は、主任研究員らしい仕事もするぞ!

12月2日

「海外ファンドの日本投資所得、源泉徴収導入へ」(日経朝刊)
 来年度の税制改正での実現をめざすようだ。このところ日本への投資が増大しているようだ。課税強化の流れの中での、源泉徴収制度の導入のようだが、一般の投資所得に源泉徴収の網を被せている先進国は多いのだろうか。
 短期的な税収増を狙うより、中長期的な国際課税の環境整備を整えるべきではないか。国際的な投資ファンドにとって、投資の場は、日本だけではないことを忘れてしまうと、また、「日本パッシング」になり、十分なリスク資金が入ってこない恐れがある。

10月31日

 名古屋地裁で、28日、航空機リースに対する判決がでた。国側敗訴である。
 最近「課税逃れ」というだけで、課税を主張してくるようであるが、基本的には、少なくとも、法令、通達での根拠が必要ではないか、と考えている。その意味では、最近とみに課税攻勢をかける国税当局に対する警鐘にはなるだろう。が、一地裁の判決だけで、変わるかどうかは疑問。
 傍観者としては、種々の事案が裁判所まで行くようになって、それなりの判断が得られるので、税務関係者としては、密室だけで完結しないので、何でも司法判断を仰ぐという傾向を歓迎している。(しかし、コストがかかるのは事実である。)

10月9日

 昨日、今日と台風の影響で大雨である。台風の被害が近年大きいが、それでも日本では30人程度で最大級。ハイチではハリケーンの影響で1500人以上。
 昨日までミャンマーから会議に来ていた人と話していて、いまさらながら日本と日本人の位置づけを考えさせられた。狭い国土に、高付加価値(日本人そのもの、命の値段など)を充満させて、海外との関係が希薄で、日本だけで完結した世界を維持しようとしている。彼らにとって、日本は、夢のような世界だといっている。自由に世界を旅行できることを、大切にしたいものだ。

9月26日

 やっと、復帰です。いまさらながら、PCを持ち歩くジプシー生活の怖さを味わってしまいました。
 11月15日(月)、税務研究会で「国際税務 入門の入門(仮称)」の1日研修を行うことになりました。やっと、念願がかなった気分です。「国際税務ガイドブック」を一読して理解できるレベルまで持っていくのが目標の研修です。
 今までの研修ですと、項目ごとの研修(外国法人、非居住者、国内源泉所得、租税条約、外国税額控除、過少資本税制など)の項目ごとに説明されていましたが、今回は、思い切ってトピックや事例を中心に、これ以上できないくらいやさしい、手取り足取りの講座にしようと思っています。

9月12日

 上海出張中に、ノートパソコンがパンク。美味しい中華料理を食べ過ぎた天罰? 寿命は3年と2月弱だった。メールとメールアドレス帳のバックアップを忘れ、メール設定用のIDとパスワードも忘れていたので、当分、メールでの連絡はできません。申し訳ありません。
 お急ぎの方は、電話での連絡をお願いします、と書いたのですが、ファイルの転送の設定がわからず、26日までかかってしまいました。

9月2日

 9月7日から10日(?)まで、急に上海に出張させていただくことになりました。
 夏休み明けで、ボーとしているうちに、2年ぶりで中国へ行ってきます。9月21日のみずほ総合研究所が主催する中国投資懇話会での「中国現地法人を巡るわが国での課税問題」という研修の下見にもなりそうです。

8月12日

 8月16日から23日まで夏休みを取らせていただきます。
 久しぶりに金沢へ行ってきました。懐かしいです。日中の暑さは東京と同じでしたが、朝晩は涼しいようです。今は、中小企業のための「国際税務専門家」へ変身中で、いろいろやりたいことがあるのですが、中途半端です。その意味では、金沢での研修は、現在の自分の問題点が分かった研修でした。

6月30日

 ホンダに移転価格課税! 今朝の朝刊の記事である。東京国税局の特官所掌法人の製造に係る移転価格課税は、ほとんど始めてではないか。移転価格事務運営要領等によって、現地生産に伴うロイヤルティの問題が指摘されてきたが、いよいよ本格化するのだろうか。

 ご報告が遅れましたが、次の本が出版されました。よろしくお願いします!
5月18日「Q&A租税条約」(財形詳報社、小澤先生と矢内先生との共著)、
6月16日「国際税務ガイドブック(6訂版)」(財形詳報社、小澤先生との共著)

5月9日

 主任研究員になった高山です。標題から、「サイバー」もはずしました。国際課税研究所で何かできるか模索しています。
 5月6日の午後8時に成田に戻ってきました。香港での乗換えが、モーリシャスで1時間半程度出発が遅れたので、間一髪といった感じでした。途中で、遅れを取り戻そうとしないのが、さすが「エアフランス系」。今回も、またエアフランスが嫌いになってきました。
 しかし、旅行の最中、何度下手な英語で怒ったのかな、と反省。怒る、怒鳴るなどしないと、動かない世界には、何時もながら疲れました。その点、日本ではそんなに怒ることなく世の中が、相手を察して動いているというまれな社会であることを改めて実感しました。
 旅行等の感想などは、今後、適宜アップしていきます。が、2週間のツケは大きそうです。2日経ちますが、まだ、ボーとしている状態です。

4月22日 at15:00

 成田のゲート前です。5月6日の夜に帰ってきます。
 やはり、2週間の不在を取るためには無理があるようです。午前中の仕事を終えて、荷造りして、ビザ用の写真をとって、ユーロに交換して・・・
 一応、原稿等の締切や相談業務などはクリアしたと思うのだが、マダガスカルやレユニオンに対する準備や情報収集の時間が取れなかった。自然体で行って、できるだけ多くの情報等を吸収してきます。

4月9日

 早い! 矢内教授(中央大学)が新日米租税条約について書かれた本が出版された。「詳解 日米租税条約」(中央経済社、税別3600円)である。
――30年ぶりに全面改正された第3次条約を逐条解説。戦略的パートナーである米国との投資交流に必須の知識を詳解――
 4月8日?に出版なので、店頭で購入できるはずである。逐条で解説されているので、日米に関係のある人には参考になろう! 小松先生が亡くなられたので、今後出版される日米条約関係の本は、この本を基本書として引用されるのだろう。
 私の書評は、旬刊経理情報の6月10日号に掲載予定です。

3月24日

 3月22日の朝日の朝刊で、米国のLPSへの投資について掲載された。米国のLPS=法人、とするもので、平成13年6月に国税庁のHPで「米国のLLC=法人」の応用編がでてきた格好である。
 それにしても、今頃把握したといわれても、確定申告の期限を過ぎてしまったので、同種の投資をしている納税者はどうしたらいいのか困惑しているのではないか。

3月18日

 小澤先生が執筆された過去の租税条約等に関する事例の掲載を完了しました。過去の事例ですので、使い方に注意されてご利用下さい。

3月17日

 3月16日読売朝刊で、「航空機リース投資、資産家70人一斉課税」とあった。新聞記事からだと、根拠条文がよく読み取れなかったが、「課税逃れ商品」と認定して課税とある。
 海外投資等に対する租税回避商品に対する課税強化の流れは変わっていないようだ。

3月13日

 訃報です。小松芳明先生が亡くなられました。
 お通夜は、3月15日(月)午後6時から、告別式は3月16日(火)正午から、いずれも江古田斎場で執り行われます。

 ご冥福をお祈りいたします。

3月10日

 日経の新聞記事によると、新しい日米租税条約が7月から適用になるようである。16年3月31日までに、国会の承認、批准書の交換等により効力が発生した場合、源泉徴収の対象となる所得については、16年7月以降から新条約が適用される。
 当初、3月までに米国の上院を通過できるかどうかが危ぶまれていたが、さすが、共和党政権、企業よりであるので、半年間の免税もキャッシュフロー等の効果が大きいのだろう。企業の圧力に押し切られるように、3月末の効力発生になったようだ。
 ここでも、経済社会のスピードが実感できる。半年は長いのだ。

※「身の回りの国際課税」として、日常業務の中で、説明不足等、相手が怪訝そうな顔をした事項などを、取り上げてみます。
※※「過去の税務事例」に順次掲載を開始しました。過去のものですので、利用方法にご注意下さい。

3月3日

 今週から本格的な確定申告事務の体制に入る。 3月に入って、やっと雪が降った。これで、確定申告シーズンらしくなった。春近しである。寒くなり、花粉症が小康状態になり助かっている。
 近く、財形詳報社と小澤進先生の好意で、過去の「国際課税のケーススタディ」等を掲載します。

2月21日

 19日に税理士会の無料確定申告相談会の手伝いへ行って来た。足立支部では、毎年一回は出席しなければならない。今回は、事務所のそばの住宅地が会場なので、専ら還付の申告書の作成が主になり、20名ぐらいの相談にのった。心配していたように、終わりの2人が住宅借入金の控除だった。冷や汗をかきかきやっと終えることができた。
 現役のころから確定申告関係の作業は苦手だったので、法人主体の仕事にしているが、個人の確定申告から逃げられそうもないようだ。
 それにしても、この時期の会計事務所の忙しさは特別のようだ。昨晩、会計事務所に勤務している高校の先輩にお会いしたが、ドライアイで目を真っ赤に晴らしていた。そこそこの忙しさで仕事をすることができ、それで生活できるようにならないものだろうか。 
 大変遅くなって申し訳ないのですが、昨年9月の租研での講演の概要が、租研の3月号に掲載されます。
 近くトップページの掲載の内容を変更しようと思いますが・・・

1月24日

 北日本一体に悪天候のようです。東京も、寒い。こんな日に自宅で作業をしていると、暗くなります。そして、今年の税制改正などを思い出すと、ますます気がめいってしまいます。
 今年は、マダガスカルへ行こうと思っています。そろそろ行かないと、「狼少年」と言われそうですし、やはり、時期かなと思っています。南アか近くのTH、たぶんReunionを訪問しながら、すこし、足を延ばして、という感じですが、行こうとやっと決心したら、シンガポールからの直行便が廃止されていました。今年の後半まで待てれば、バンコクからの直行便という情報も入っているのですが、私の都合で、5月のGWの前後しかまとまった時間がとれません。
 マダガスカル関係の情報や知っている人がいましたら、教えていただけると大変助かります。

1月3日

 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

平成16年元旦

平成15年

12月29日

 本年中は大変お世話になりました。
 本年は12月29日の午前で仕事納めです。仕事初めは1月4日の予定です。29日の午後から1月3日まで東京にいなくなりますので、少し早いのですが挨拶をさせていただきます。

 皆様、よいお年をお迎えください。

12月20日

 年末の挨拶まわりに行かず、大変失礼しております。急に、この連休に時間が持てるようになりました。本年も何とか年末を迎えることができましたのも、皆様のお蔭と感謝しております。
 11月末にベトナムの短期出張から帰ってからの繁忙期をなんとか乗り越えることができました。世間では、不況と解雇の嵐で、「年収300万」が当たり前の世の中になってきた中で、公務員の時と同程度の生活を維持できている幸せを感じれるようになってきています。
 年末のお忙しい中、お体にお気をつけて、新しい年をお迎え下さい。

※「日本人大リーガーの年俸比較」追加しました。
 野球の世界は、報酬の面では完全に米国が世界一になっていたようです。米国内の国内選手権がワールドシリーズと言われても、しかたがないのかな、と頷いてしまった。ゴルフの獲得賞金で比較しても、日本の賞金王がアメリカではどこに位置するのかわからないぐらい、マイナーになっている。
 しかし、経済等の面で見ると、わが国はいまだに世界第2位に位置しているのは確かなのに、自分達は落ち目になってしまったと悲観しすぎているのではないか、などと思い始めている。
 アジアでは、日本のプレゼンスはいまだ大きいのを、旅行をするたびに痛感している。
 来年は、東アジアと東南アジアの税制を含めて、もっと基礎から勉強しようと思っている。

12月14日

 12月初旬に3泊4日(機中一泊)で、ベトナムのホーチミンシティ(HMC)にいってきた。乾季の東南アジアは過ごし易いのを実感したが、滞在が短いので、観光には手が回らなかった。街中に、銃をもった軍人を見て、社会主義体制であることを、改めて感じた。
 国内での事業展開が難しくなって、海外へでなければならない企業の、現地での苦労を垣間見ることができた。

11月10日

 税研で、「過少資本税制の税務」の研修講師をした。これで年内の研修講師(企業内のものは別)はおしまい。疲れた。
 先週末に日米の改定内容が発表されたことを知らされた。余裕のない生活がばれてしまった。まずは、内容の整理か?

 トップページに検索機能を追加していただきました。便利です。お使い下さい。

10月30日

 日米租税条約の最終案が新聞に出ていた。金融機関が受領する利子の免税と移転価格税制に関するものが初見?。詳細は、日米租税条約の改定へ。

10月1日

 租研で「実務的観点から見た匿名組合契約を巡る国際課税問題」の講演については、後日、原稿になる予定ですが、来年1月以降になる可能性が強いようですので、当日の「講演の要旨」を作成しました。参考にして下さい。
 原稿になる場合は、調査体制の変遷の部分等が多いため、事前に準備していた原稿をベースにしたものになる可能性がありますので、御了承下さい。

9月30日

 租研で「実務的観点から見た匿名組合契約を巡る国際課税問題」の講演(研修会ではない!)をした。
 今年の5月に講演の話が来てから、仕事の合間に少しづつ準備しすぎて、かえって、裏話などをしすぎたようである。反省しています。
 匿名組合について、長年自分で考えていた仮説などを披露した。思っていた通り、どちらのサイドからも非難がでてきた。退職後、この問題について、国際課税の専門家を標榜しているので、いつかは何か述べなければと思っていたので、自分なりに一応義務を果たしたのではないかと思っている。あとは、原稿にして終わりである。

9月1日

 税理士登録して2年経過。まだ生きています!
 月末に2日間ほど熱がでて寝込んでしまった。この2年間で初めてであり、やはり自由業は怖いなあ、と思ってしまった。幸い、2日間で回復した。少しは余裕をもって仕事ができるようになりたいが、まずは、体が資本であることを痛感。当面は無理をしないで、本HPの充実にあてる時間も増やしたいものである。

8月24日

 10日あまりシンガポール(マレーシア)とタイに行ってきた。日本人としての役務提供の価値について、いろいろ考えることがあった。
 帰ってきてみると、私の生活環境も変わってきて、10月以降は若干勉強の時間が持てるようになった。
 また、消費税の増税が現実味がおびてきたが、その前に、行政改革がどこへ行ったのかという気持ちが強い。
 これから自分の思っていることを忘れないように「コラム」の形で適宜残しておこうと思っている。

7月8日

「世界のスポーツ選手 年俸ランキングベスト50」を「情報源」に追加した。米国のMLB及びNBAが人数で突出しているのが印象的。日本の選手はマイナーか?
 久しぶりに、スポーツ選手及び芸能人の課税関係を復習してみようかと思ったが、昔の嫌なことを思い出しそうなので躊躇している。

6月13日

「日米租税条約の改訂」で、改訂内容の情報を集積することにしました。

6月11日

 日米租税条約の改定交渉が合意に達したと新聞記事がでた。33年ぶりとのことであるが、日米貿易の位置づけの変化も大きい。
 かつては海外取引は日米関係だけを考えていればよかった、といわれていた。しかし、日中取引の急拡大により対米と同等の位置づけになり、対アセアン等の取引がかなりの比重を占めるようになってきている。
 相対的に、日米の比重は低下している中で、具体的に、どのような改訂内容になっているのか、じっくり検討してみたい。

5月19日

 今日、税務大学校の国際租税セミナー(一般コース)で、外国法人課税及び非居住者課税の講義をした。
 300人?の受講生であるが、結局、対象が絞り切れなかった。3月の外国法人の研修の場合は、50人前後約6時間の研修で、専門家が中心なので、初心者用といっても、それなりのレベルで進めれば、途中、相槌などを打ってくれる人もでてくるので、それらの人の興味のある分野を重点的に進めることになる。今回は、受講されている人たちも戸惑ったのではないか。次回は、非永住者課税と過少資本税制であるが、そもそも、わかりずらい分野なので、判らなくてもともとである。その分気が楽である。
 国際課税の分野というのは、攻守どちらの側に立つにしても、実際の場面に立つまでに相当の修行(研修・勉強)が必要なのかも知れないのかなあ、と思ってしまった。

4月20日

 今年の税制改正を加味したところでの加除式の原稿の改訂に着手した。これから1月あまり、この仕事を中心に、締め切りに追われることになる。しかし、わが国の証券税制について記述する際に絶望的な気分になるのは、私だけだろうか。今の税制で、株式に積極的に投資する人がでてきて、株価の下げ止まりが期待できるのであろうか。
 日本社会の制度疲労は、なまじなこととで治癒されないのではないか。

2月21日

 本日確定申告書を提出した!今年が実質的な初年度と、気を引き締めてなければ、と自戒。

 知人から、「ヤフーの検索で、高山さんのサイトへ行けるよ。」と言われた。検索してみると、そのとおりであった。自分の名前だけでなく、国際課税研究所でも、検索できた。自分で申請していないので、自分のサイトは、検索にひっかからないと思っていたからである。今さらどうしようもないので、昨日から、修復作業に従事しています。

「国際課税の基礎」に普段研修用に使っている教材を付け加えました。(将来改良の予定です。)
 小沢進先生の「国際課税ガイドブック」を基本に作成しました。小澤先生の好意によるものです。
 営業目的でなければ、自由にお使い下さい。

2月11日 at15:00

 ミャンマーのヤンゴン市内。連休を利用して、ベストシーズンといわれる乾季に訪問。相変わらず、成田−バンコク間が満席なため、8日の便が入手できず、3泊(機内1泊)4日の強行軍になってしまった。
 トレーダーホテルの向かいにあるcoffee AROMAで、行き交う人たちがが見える窓側の椅子に座って、ミャンマーの人たちが歩いているのや混雑したバスなどを眺めている。美人でスマートな人が多いなどと納得しながら、ボーとしている。
 昨年の7月の電話がきっかけでミャンマーとかかわりを持つようになったが、ヤンゴン市内にいることの実感がない。(ハム&チーズサンドとアメリカンコーヒー2杯で2ドル!である。)昨年の9月にお世話になった人たちを表敬訪問したが、自分ではないような感じを引きずりながら挨拶した。
 昨年の9月と比べると、経済が動いている感じがする。予算が不足しているはずなのに、道路工事が、そこかしこで行なわれている。日本人のビジネスマンを沢山見かけたなどである。
 私とミャンマーのつながりはどうなっていくのだろうか。 
 今回の訪問で、税務関係の資料を若干だが入手することができたので、「ミャンマーへの道」へ反映させたいと思う。

1月27日

「ミャンマーへの道」を追加しました。
 徐々に、ミャンマーに関する情報を掲載します。まず、ミャンマーの税制についての和訳(仮訳)を掲載しました。どんな税制なのか、味わって下さい。1ドル=6月6チャット(公定レート)ですが、実勢では1ドル=1000〜1200チャットです。

平成15年元旦

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 国税の職場を退職して2年目も半ばになりました。
 退職時に、国際課税の専門家になると宣言しながら、なかなかその領域にも踏み込んでいないのではないかと内心忸怩たるものがあります。とはいうものの一朝一夕で専門家になれるわけではありませんので、日々努力しながら、少しずつ地歩を固めていければと思っております。
 本ホームページについても、国際課税の情報を幅広く提供する予定でしたが、諸般の事情でなかなか充実させることができないことを反省しております。今年は、少しづつではありますが、内容を充実させる予定です。当面は、韓国情報とミャンマー情報を充実させる計画ですが、仕事の関係で遅れる場合はご容赦をお願いします。
 初めて本HPを訪問していただいた方には、忌憚のないご意見をいただければ幸いです。
 皆様に於かれましては、寒さ厳しきおり、お体をご自愛下さい。

(お詫び)
 国税の皆様には暖かいご支援をいただき感謝しております。皆様の一人一人にお礼申し上げるべきですが、現在、自営業にもかからわず、週の4日のほとんどを固定的な相談業務に従事しております。 

平成14年

12月25日

Merry Christmas !

 今年もお疲れ様でした。来年は、HPの内容を充実させたいと思っています。

11月27日

 ストックオプションで国税敗訴。また、東京地裁の藤山雅行裁判長の判決である。高裁判決が楽しみである。
 今後は、雑所得で課税される可能性が強くなった。

11月25日

18:00-20:00 税研で「過小資本税制」の研修講師をした。
 国内SPCが増えてきているようである。

11月17日

 久しぶりに、一日休暇にする。
 男性にも更年期障害があるとの新聞記事を読んで、これからは、何が何でも週に1日は休もうと思い始める。

11月15日

13:00-16:00 税理士会から指定され、区民相談室の相談を担当した。
 各30分程度でと指示されて時間内に説明できるか不安だったが、5人の相談を受けた。最後の一人が税金以外の相談なので、最後までうまくいかないものだと、実感。
 また、世の中には、税務署の税務相談室の存在を知らない人が、少なくとも5人はいた。当然、テレホンサービスの存在も知らないのだろうと思ってしまった。
 税を知る週間が毎年開催されているが、思っているほど、世間は感心がないのかも知れない。

11月3日

 文化の日です。
 11月1日に「ミャンマーでの税制調査」の報告を終えました。これから徐々にミャンマーの情報等を掲載します。まず、ミャンマーの税制の概要からです。

 金恩英さんから、「譲渡税の非課税要件大幅に強化」を送っていただきました。「韓国租税情報」の掲載開始です。順次、原稿を送っていただくことになっております。

10月13日

 10月12日の午後にJSEA(Japan Society of Enrolled Agents)で国際課税入門ということで、2時間あまり研修の講師をさせていただきました。小澤進先生の「国際課税ガイドブック」(財経詳報社)の本を、先生の了解を得て、要約版にしたものをテキストにしたのですが、ほとんどテキストに入らずに、私が経験したトピックを中心に話しましたが、参考になったのでしょうか。
 近く、「韓国租税情報」を追加します。日本での税理士を目指して実務研修中の金恩英さんに韓国の新聞等から、韓国の租税に関する情報を投稿していただきます。また、韓国の租税の歴史についても書いていただく予定です。
 ミャンマーの情報等については、私達の派遣先への説明が終了したあとで、徐々に掲載を開始します。
 インデックスについては、当面、情報の継続的な収集が困難なOECD、IRS関係の項目は削除しました。

9月24日

 ミャンマーから無事帰国しました。それにしても、ミャンマーのイメージが悪いのには驚いています。帰りのタクシーの運転手も、「悪の国」からよく帰ってこれたな、といっていました。実際は、そんなに悪くはないと思います。少なくとも、実務クラスの役人や一般の人の印象は、大変いいです。「精神的」な国だと感じています。瞑想のために、ゆっくり訪問したいです。報告は、近くアップしますが、出張中の宿題を片付けなければいけないので、すこしお待ち下さい。

9月6日

「IT見聞録」に「数学か?さもなくばカレー屋か?」と「7つの橋を渡れ」を投稿していただきました。

 ミャンマーへは、9月15日から22日まで現地税制の実態調査へ行くことが確定しました。バンコク経由で行ってきます。準備は、万全、ではないので、少し不安です。

8月25日

「ITの見聞録」に「道はつながっている」を投稿していただきました。

8月24日

「おまけ」を追加しました。初回は、本屋の無料喫茶券です。

 8月11日から17日まで一週間の夏休みを取りました。その間、税金関係には一切さわらずにいました。宿題はさておいて、念願の琵琶湖を一周して、賤ケ岳古戦場跡、安土城跡、小谷城跡などを見て回りました。それらが、近いのが驚きでした。関西の歴史の深さを感じてきました。

7月31日

「ITの見聞録」に「Java使いへの道」を投稿していただきました。

 9月の中旬に東南アジア(ミャンマー)へ視察旅行の予定です。情報を集めていますので、「情報源」などをお知らせいただけると助かります。

7月19日 at00:30

 あっというまに退職して1年が経ちました。何とか生活しているというのが正直な感想です。好きな分野の仕事だけして、好きな海外の地域へ業務出張するという甘い夢は、夢のままです。
 そこで、今までの1年を総括してみました。

 近く、ヤフーへ登録申請しますので、トップページを一新の予定です。

6月19 at 18:00日

「情報源」に「外国為替の概要」を追加。外国為替法についての知識の欠如を痛感。
 これを基に勉強を始めなければ・・・・

6月9日 at23:00

 日本が1-0で勝利。グローバルな世界で勝つのは大変である。
 そこで、すこしアップするものを追加してみました。

6月9日 at12:00

 各国との租税条約の概要を作り始めました。各国情報とリンクしますので、すこし、お待ち下さい。

6月4日 at23:00

 6月3日に、日経金融新聞15周年記念 金融先端セミナー「CMBS(商業用不動産ローン担保証券)の今後」に出席した。出席する人の中に、税務関係の人がいないためか、ばら色のCMBSの将来が展開。ダブルSPCに対する過小資本の問題や、シングルSPCの場合の源泉税の問題など考えないのだろうか、と思った。こういうセミナーに課税当局の人間も出席し、現在のトレンドと課税上の問題を予め研究しておくべきではないかと思う。ともかく、近々規模が1兆円を超えるCMBS市場が日本にとって、望ましい市場であるのなら財政当局に働きかけて、課税上のリスクがなく、SPCなども使いやすい市場にすべきではないか。種々の提言が用意されているようであるが、痛痒カイカイ?!ではないか。

5月29日 at23:00

「不良債権売買 税逃れ モルガン・スタンレー系 180億円申告漏れ」の記事が5月29日の新聞に載りました。若干のコメントを書いてみました。

5月22日 at10:30

 GW前に急な原稿関係の仕事が入って、GW中、HPの作業に従事できず、ほとんど自分のHPものぞけないでいたら、5月20日にこのHPのレンタルサーバーを提供しているプロバイダーの「KIWI」がクラッカーの攻撃にあってしまい、私のHPも消滅してしまっていました。怖い! 幸い、元のファイルが残っていたので、その部分だけ復元しました。プロバイダーの防御の甘さにあっけにとられていますが、これからは、こういう事態を想定して、まめに保存しておこうと思います。
 皆様もご注意を!

(当面の予定)
 また、各国の税制の改訂作業の依頼がきた。私の分担は、米国、カナダ、台湾の予定である。内容を検討するため、master tax guideを使うことになるが、日本での販売価格が高いのに毎度腹が立ちますが、要領よくまとめている本を他にしらないので、又買ってしまうのか?!原稿料が本代で吹き飛んでしまいます。(日本橋の丸善にも置いておらず、CCHへ6.4に注文したが、毎回不愉快な気分になるのは私だけか?canadaの在庫がなく、本国からの取り寄せ!とは。)

 5月1日付で中央経済社から「スピードマスター国際税務」が矢内一好中央大学教授と共著で出版されました。書店にない場合は、中央経済社まで直接ご注文下さい。

2月10日

 皆様お元気でしょうか。
 HPを作ると宣言しておきながら、理想を追求していると何時までたっても公開できないので、後悔と非難を覚悟で公開することにしました。ジョッキング程度の速さで走りながら、HPの内容を充実させていきたいと考えています。日々更新・訂正の精神です。コンテンツの内容については、現状では、高山ひとりが作成していくことになります。ご覧のとおり、まだ、当初予定していたコンテンツの内容を揃えられていません。
 時間の余裕があるとき、かつ、体力・気力があるときの作成になりますので、表題どおりの内容にはならないことをご了承下さい。
 税理士業のかたわら作成することになるので、ご意見ご質問等に対する対応についても、おおらかな心でお待ちいただけると助かります。 現状でも、この作業をすることでかなりの時間等がとられていますので、皆様からのご意見等については、元気で、体力・気力そして視力が大丈夫なときに、順次対応させていただくことになります。が、時間等に限りがありますので、あまり期待しないで下さい。

 それと、間違っても「死ぬ気」で本ホームページを作成する気持ちはありませんので悪しからず。
 また、本HPに反応がないとか、非難の嵐があるときは、撤収させていただきます。
 正式な公開は平成14年4月2日を予定しております。それ以後、検索サイト等への登録申請をする予定です。

(お詫び)
 当初は、自分でもっている経験やノウハウ等を一切合切開示する予定でしたが、それらが思った以上に少ないうえ、仕事をはじめた関係で、お金をいただいて提供した情報等に関連する事項については、お客様への義理等もありますので、ある程度陳腐化した段階で開示することになることをご了承下さい。